桜の開花予想についての反応が様々で、当事者であるからということもありますが、とても面白かったです。
そしてテレビでの天気予報のヒントにもなりました。
感想を述べる前に、今まで受けた問い合わせ、取り上げられた記事の数の集計ですが、、、
テレビ 在京局、地方局合わせて約80番組
新聞 地方紙含めて約70記事
ラジオ 約20番組
その他 約30回
と、総数約200の番組、記事に取り上げられました。
この反応ははっきり言って予想以上でした。連日の取材に戸惑いながらもうれしく、そして責任をとても感じました。
そんな中で、感じたのが結果についての皆さんの反応です。
「予想日を出しているんだから、1日でも外れたらハズレだろう。」
「花が咲く咲かないの予測で1日や2日は誤差の範囲だから大善戦と言える。良くやった。」
という両極端だったのです。
みなさんはどう感じられたでしょうか?
もちろん受け取り方は自由なので、自分たちが正しいとか、間違っていたとか、悪いとか論じるつもりは全くありません。
天気予報も同じだと思いました。
将来必ずこうなる、という答えが出せないものに関して、結果をどう評価するかは十人十色。
そんな中で自分が出来ることは、手元にある資料から、考えられるだけ考えて、こうなるだろうという可能性を伝えるしかないということです。
最近、実は科学ってそんな曖昧なことの方が多いんじゃないかなあと思いました。
占いとかなら今日こうなるって断言出来ますが、実際は可能性しか分からない。それが科学の本質な気がするのです。
将来全部こうなるって分かってるなら、もう科学は必要ないですし。
だから一生懸命考えて可能性を探ることが、気象予報士には求められて、お天気キャスターはそれを分かりやすく伝える責任があるんじゃないかなあと、そう思ったのです。
さくら開花予想は今後、予想がどれだけの精度だったかという、検証ページも公開する予定です。
どれもこれも皆様に、予報とはどういうものか理解して頂くためのもの。
公開したら、是非一度ご覧になってみて下さい。
ウェザーマップさくら開花予想
http://www.weathermap.co.jp/sakura/
今週で総力報道!THE NEWSは終了となりますが、今後も皆さまもお役に立てる天気予報を目指して、日々精進して参りたいと思います。
今まで番組をご覧いただいた方、このブログを読んでいただいた方、1年間ありがとうございました。