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後藤謙次

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勝負を分けるマニフェスト

 衆院解散に全精力を注いだのか、解散後はボクシングで言えば打たれっ放しだった印象の麻生太郎首相がそろりと動き出したようです。7月30日(木)の放送でもお伝えしましたように、首相は前日の豪雨被災地の視察に続き、この日は都内品川区の商店街に繰り出しました。
 しかし、麻生自民党にとって最大の正念場は、31日(金)午後5時に予定される首相の記者会見でのマニフェストの発表です。単なる民主党マニフェスト批判集に終わるの…



最後の砦

7月29日(水)の放送では衆院選挙シリーズ「真夏の政権選択」の第3弾として、自民、民主の分裂選挙を象徴する選挙区として宮崎1区と神奈川2区を取り上げました。このほかにも実は前回の郵政選挙の後始末ができていない自民党前職候補者たちが争う選挙区がありますが、それは改めてお伝えしたいと思います。
中選挙区制度時代は、保守分裂選挙がむしろ当たり前で、その激しい「骨肉の争い」が逆に保守票の拡大につながっていま…



二つの特集

 7月28日(火)の「ソウトク」を見ていただけたでしょうか。「最後の夏にかけた男たち」。甲子園を目指した監督2人の物語でした。私は本番だけでなく、自宅に帰って録画でもう一度見直して涙しました。1人は47年間にわたって奈良県立郡山高校の野球部を率いた74歳の監督森本達幸さんの最後の甲子園への挑戦でした。
 残念ながら、郡山高校の野球部員は「あと1勝」のところで甲子園の切符を逃しましたが、私の目から見れば、長い人…



横綱相撲

 7月27日(月)の放送から番組では「真夏の政権選択」と題して、8月30日(日)の投票日まで衆院総選挙をめぐる問題を深く掘り下げることにしました。その初日は民主党の鳩山由紀夫代表が党のマニフェストを発表したことを軸にお伝えしました。
 番組の最後で私が指摘しましたように、民主党マニフェストを読んだ印象は、自民党政権が業界や団体、官僚機構など組織を通じて予算を注いだのに対して民主党は個々の家計を直接支援する政策…



悩める経団連

 7月23日(木)の放送では、この日から長野県軽井沢町で始まった日本経団連の夏季フォーラムについて、長岡杏子キャスターの現地取材を含めてお伝えしました。政権選択を最大の焦点にした衆院選を目前にして、いわば「悩める経団連」の置かれた状況がお分かりいただけたでしょうか。
 経団連といえばかつては「財界の総本山」「日本資本主義の要塞」と呼ばれ、その腕力で政界、官界を抑え込んできました。「政・官・業」のトライアングル…